2001-09-25 ArtNo.27163
◆アンドラプラデシュ州、US$42億発電事業に民間の参画期待
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州が2007年までに目標とする5000MW(メガワット)の発電施設を新たに建設するには2万クロー(US$41.68億)を投資する必要があり、州政府は民間業界の参画に期待を寄せている。
エコノミック・タイムズが9月24日報じたところによると、アンドラプラデシュ州の送電会社AP Transmission Corporation (APTransco)のD Prabhakar Rao財務担当取締役はアンドラプラデシュ州電力局エンジニア協会(APSEB Engineers' Association)の年次会議の席上、以上の消息を語った。それによると、アンドラプラデシュ州は昨年州電力局(APSEB)を送電事業を担当するAPTranscoと発電事業を担当するAPGencoに改組したが、APGencoにはこの種の多額の資金を投じ、5000MWの発電プロジェクトを進める力はない。このため民間部門の力に頼らぬ限り電力供給目標を実現することはできない。
州電力事業の再編は奏功し、送電効率はアップ、送電ロスは軽減、財政基盤も強化されたと言う。
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