【コルカタ】産業財政再建局(BIFR:Board for Industrial & Financial Reconstruction)は去る9月5日の会議後、Steel Authority of India Ltd (SAIL)に対し、子会社Indian Iron and Steel Company(IISCO)が閉鎖されるべきでないことを2ヶ月以内に釈明するよう求めた。
エコノミック・タイムズが9月24日報じたところによると、Iiscoは生産水準の低下から1日当たり500万ルピー(US$10万4188)の損失を積み上げている。Iisco筋によると生産水準の低下はChasnalla/Jitpur両炭坑における19労組のストライキでBurnpurのメイン工場への石炭の供給が9月10日以来ストップしているため。
全国炭坑労働者給与協定Ⅳの履行を求める労働者らのストライキは先週月曜の協議妥結で解除されるはずだったが、5労組が協定承認を拒絶した。このためIisco経営陣はコークス炉が危機的状況に立ち至るのを回避する予防措置をとったが、ストライキ開始後1週間で高炉の1つの操業が停止、残る2つの高炉も間もなく同様の運命を辿る見通しと言う。