2001-09-25 ArtNo.27159
◆スポンジ・アイアン、借款の資本への転換/利子抹消で黒字回復
【ハイデラバード】インド政府はSponge Iron India Ltd (Siil)の政府持分売却に先立ち、SIILの33クロー(US$688万)の負債を資本に転換、36クロー(US$750万)の利子抹消を認めた。
インディアン・エクスプレスが9月22日、SIIL筋の消息として伝えたところによると、これにより過去数年赤字経営を続けてきたSIILは黒字を回復できる。2000年4月1日に遡って発効した再編案の下、SIILの払込資本は32.58クローから65.1クローに、授権資本は40クローから66クローに、それぞれ拡大、2001年3月期には売上30クロー、帳簿利益6.15クロー、純益1.4クロー、キャッシュ・プロフィット2.6クローを計上した。
SIILのRajat Chakravorthy会長兼MDによると、106%の設備稼働率、高い販売価格実現率、人員削減効果、低いエネルギー消費、高い生産性等から今後も好業績を維持できる。累積赤字は2000年3月期の33クローから2001年3月期の20クローに縮小した。今会計年度の営業額は40クロー、純益は3.5クローが見込まれ、20クローの累積赤字は、向こう3年内に一掃できる見通しと言う。
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