SEAnews 2001-09-25 ArtNo.27154

【ムンバイ】アイワが世界的にカラー・テレビジョン(CTV)ビジネスから手を引く方針を決めたことからBaronのインドにおけるアグレッシブなＣＴＶマーケッティング計画が深刻な影響を受けている。
エコノミック・タイムズが9月21日報じたところによると、バロン・グループはインドだけでＣＴＶの製造を続けるようアイワに働きかけているようだ。しかし観測筋は世界各地で製造施設を閉鎖しているアイワが、インドだけでＣＴＶの製造を続ける可能性は極めて微妙と評している。
バロン・グループの会長を務めるShakun Mulchandani女史は、「アイワとの提携は依然有効で、バロンがアイワとの関係を断絶したとの見方は正しくない。アイワとの契約は2007年まで有効」と語った。しかしMulchandani女史はアイワ製品の供給が逼迫、取り分けＣＴＶが不足していることを確認した。バロン・グループは、祝祭日シーズンに向け積極的販促を行えるようヒンドゥーの祝日Diwaliまでに供給が再開されるよう期待している。