2001-09-24 ArtNo.27148
◆IBM、ポンディシェリー工場のPC製造能力を50%アップ
【ニューデリー】IBM Indiaはインドにおける投資活動を拡大する戦略の一環として、デスク・トップ・パーソナル・コンピューター(PC)の製造を手掛けるポンディシェリー工場のキャパシティーを現在の年間4万ユニットから50%拡大する。
エコノミック・タイムズが9月22日、IBMインディアのAbraham Thomas重役(MD)の言として伝えたところによれば、インドにおける投資計画は既存施設に対する追加投資の形式がとられ、第2工場を建設する計画はない。
世界的な景気後退に関わらず、IBMはこれ以前インドにおける主要な投資計画を発表しており、これらには向こう3年間に人員を1万に増員、ハリヤナ州Gurgaonにデベロプメント施設を開設、カルナタカ州バンガロールのデベロプメント・センターはシングル・ソフトウェア・センターに格上げされる。
トーマス氏によると、ポンディシェリー工場ではIBM Netfinityサーバーの製造も検討されている。新たに増員される4500人のスタッフには、1700人の専門家が含まれる。IBMはインフラストラクチャー、不動産、広帯域、リクルートに1億米ドルの投資を予定している。
IBMはインドを南アジアにおけるセールス&マーケッティングのハブにする計画だ。IBMインディアはまたLinuxをプラットフォームにデスクトップからI及びGサーバーに至るまで全てのシステムを構築することを検討している。バンガロールのIBM Linuxデベロプメント・センターは全世界の7カ所に設けられた同様のセンターの1つと言う。
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