【ニューデリー】インド中央銀行Reserve Bank of India(RBI)は、外国機関投資家(FII)が地元企業に24%を超えて出資することを認める方針を決めた。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが9月21日、中央銀行の新聞発表を引用し報じたところによると、これまでFIIの地元企業に対する投資は24%まで自動認可され、当該企業の取締役会の認可を得れば、最大49%まで投資できた。しかし今後は当該企業の取締役会やその他の機関の承認さえ得れば、業種別/法律的上限まで投資できることになった。目下のところ業種別/法律的上限は、個々の業種により74~100%となっている。
アナリストは、これによりインド銘柄の流通が自由に行われるようになることからモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)のMSCIインデックスにおけるインド銘柄の比重が高まるものと予想している。中央銀行の新聞発表の全文はウェブサイト“www.rbi.org.in”で手に入れることができる。