2001-09-20 ArtNo.27113
◆メルセデス・インディア、来年はシック・カンパニーの汚名返上
【ニューデリー】高級車メーカー、Mercedes-Benz India(MBI)は、来年はシック・カンパニーの汚名を返上し、産業財政再建局(BIFR:Board for Industrial & Financial Reconstruction)の管理下から脱出できそうだ。
エコノミック・タイムズが9月18日、MBIのJurgen Ziegler重役(CEO)の言として報じたところによると、ドイツ/米国拠点DaimlerChryslerの完全出資子会社は1999年に600クローの自己資本の2分の1以上の累積損失336クローを計上、インドの会社更生法“Sick Industrial Companies Act”の下、“潜在的不健全企業(potentially sick)”と認定され、BIFRの管理下に置かれた。
Ziegler氏によると、今年(1-12月)はMBIにとって豊年で、来年はBIFRの管理下から脱出できる見通しだ。昨年既に売上242クロー(US$5136万)、利益20クロー(US$424万)を計上したが、今年(2001/1-12)のトップ・ラインは300クロー(US$6367万)に達する見通しで、ボトム・ラインもハイ・レベルが望める。今年の販売台数は昨年の813台のほぼ2倍の1600台を目指していると言う。
|