SEAnews 2001-09-18 ArtNo.27104

【ムンバイ】マハラシュトラ州プネー拠点のFirodia一族に率いられるKinetic Engineering Ltd(KEL)は、既存ディーラー網とは異なるネットワークを構築、自社製中古二輪車を“Kinetic Renew”ブランドで販売する新ビジネスに乗り出した。
ビジネス・スタンダードが9月15日、ＫＥＬのSulajja Firodia Motwani重役(MD補)の言として報じたところによると、このほどマドヤプラデシュ州Indoreに最初のディーラー店をオープン、中古車ビジネスに乗り出した同社は向こう数ヶ月間にディーラー50店から成るネットワークを構築する。今月は先ず8店、その後は毎月4店のペースで拡張する。
中古車のバイヤーは3ヶ月間の無料サービス・クーポンの他、Kinetic Financeから金融支援も受けられる。バイヤーは依然として未組織部門(unorganised sector)のブローカーから同社製中古車を購入できるが、この種の顧客に信頼性の高いオプションを提供することにより、ブランド・イメージを高めることができると言う。
最近のモーペッド販売の減少に関してMotwani女史は、今後も現状レベルが維持されると見通す一方、最近同社が1万999ルピー(US$233)で発売したデコレーションを取り除いたストリップ・バージョンの“Luna”が売上の下降に歯止めをかけるものと予想した。
韓国の暁星機械工業(Hyosung Motors & Machinery Inc.)の技術支援下にモーターサイクル市場に参入したＫＥＬは、最近Kinetic Challengerを発売したが、今後さらにミッド・プライス・セグメントの一連のモーターサイクルを市場に投入すると言う。