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2001-09-18 ArtNo.27098
◆今年第1四半期の化学品輸出5%アップ
【ムンバイ】今年第1四半期(2001/4-6)の化学品輸出は4314クロー(US$9.16億)と、昨年同期の4096クローに比べ5%拡大した。
インディアン・エクスプレスが9月15日伝えたところによると、薬品/染料/農業化学/化粧品/ひまし油/その他の有機・無機化学品から成る化学品の中で、薬品の今年第1四半期の成長率は最高の25%をマークした。しかし染料と無機化学品の輸出は28%の落ち込みを見、ひまし油の輸出は横這いだった。
基礎化学品・製薬・化粧品輸出促進評議会(Chemexcil:Basic Chemicals, Pharmaceuticals & Cosmetics Export Promotion Council)のKishore R Chokhani会長は、「第1四半期の輸出成長は若干期待はずれだったが、同数字をもとに通年の成長見通しを云々するのは時期尚早」と指摘した。同氏によると昨年(2000-01)通年の化学品輸出は、世界的な景気後退にも関わらず前年の1万4440クローから1万7693クロー(US$37.55億)に23%拡大した。これにはChemexcilの輸出振興努力も寄与したものと見られる。しかし国際市場の需要軟化は、インドの化学品輸出の成長にも影響を及ぼさざるを得ない。
Chemexcilのメンバー企業は、主に米国、ドイツ、オランダ、香港、中国、フランス、ロシア、英国、トルコ、イタリヤ、スペイン、ベルギー等の国にその製品を輸出している。Chemexcilはロードショーやセミナーを主催する他、ラテン・アメリカ/東南アジア/アフリカ/中国向け化学品輸出の事業化調査報告を作成、輸出促進に努める。
インド化学産業はアジア太平洋地域では日本/中国/韓国に次ぐポジションを占めており、取り分けインド製薬産業の急成長は多国籍企業に脅威さえ与えていると言う。
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