2001-09-17 ArtNo.27091
◆バイオコン、インド薬品監督総監に免疫抑制剤の認可申請
【ニューデリー】カルナタカ州バンガロール拠点の大手バイオテクノロジー企業Biocon Indiaは、インド薬品監督総監(DCGI:Drug Controller General of India)に免疫抑制剤“ミコフェノール酸モフェチル(Mycophenolatemofetil)”の認可を申請した。
エコノミック・タイムズが9月14日、バイオコン・インディアのKiran Mazumdar Shaw会長兼MDの言として伝えたところによれば、ミコフェノール酸モフェチルは発明者のロッシュの技術とは異なるバイオコンが独自開発した発酵技術“theplafractor”を用いて製造される。同薬品はDCGIの認可が下りたなら、器官移植等に用いられることになる。
バイオコン・インディアはまた糖尿病関連の3つの新製品の紹介を準備している。これらの1つはインシュリンの分泌を促進、もう一つはこの方面の機能の感度を高める効果を発揮する。
規制の厳しい米国/欧州市場の開拓に関心を有するバイオコン・インディアは、この他米国食品薬品局(FDA:Food and Drug Administration)に2製品の認可を申請している。これらの製品とはコレステロール抑制薬のシンバスタチン(simvastatin)とプラバスタチン(pravastatin)で、いずれも2003年の発売が目指されていると言う。
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