【ニューデリー】情報技術(IT)メジャー、Sun Microsystemsは今会計年度中にデリー及びムンバイにおけるハイテク・プラニング・センターの開設等、インドにおける既存ビジネスに2000万米ドルを投資する。
エコノミック・タイムズが9月14日報じたところによれば、Sun Microsystems India(SMI)のBhasker Pramanik重役(MD)は13日PTI通信に以上の方針を語った。それによるとハイテク・オフィスの開設には350万米ドルが投じられる。ちなみにSMIの会計年度は7月にスタート、6月に締められる。SMIは2001年6月までの過去3年間に1億米ドルを投資して来た。現在カルナタカ州バンガロールにデベロプメント・センターを有するSMIは2004年以降に第2のデベロプメント・センターを設けることを計画している。同社は景気不振にも関わらずバンガロール・センターのスタッフを今年末までに現在の2倍の1000人に増員する予定だ。
SMIはこの日、ニュー・オフィス・アジェンダの一環として、大規模プロジェクトや専門プログラムを手掛けるスタッフを支援するハイテク・インフラを装備したフレキシブル・オフィスをオープンした。新オフィスには、フィールド作業に従事するスタッフがワーク・グループの中で高水準のモービリティーを発揮できるJavaスマート・カード・システムが装備されている。SMIは関係インフラに600万ルピー(US$12.7万)を投資した。
SMIは最近、State Bank of India(SBI)から試験的に5万枚のスマートJavaカードを製造する契約を獲得した。
Sun Microsystemsアジア太平洋地域オフィスのJay Puri副社長によると、インド・ビジネスは昨年80%の成長を見たが、同社は2005年までにインド・ビジネスが10億米ドルの収入をもたらすものと予想している。同氏は昨年の売上の具体的数字を明らかにすることは避けた。