2001-09-13 ArtNo.27060
◆リライアンス・ライフ、ティッシュ・バンク設置計画
【ムンバイ】Reliance Life Sciences (RLS)は当初計画した血液障害治療のための臍帯幹細胞貯蔵所(umbilical cord stem cell repository)とともに、皮膚/組織銀行(skin and tissue bank)を設ける計画だ。
ビジネス・スタンダードが9月10日報じたところによると、インド製薬業者機構(OPPI:Organisation of Pharmaceutical Producers of India)の年次総会の席上、幹細胞研究に関する講演を行ったRLS創設者でもあるFiruza Parikh取締役は、以上の消息を語った。それによると、RLSはインドにおけるバイオテクノロジーのスコープと応用範囲を最大限に拡大する狙いから細胞移植センター(cell transplantation centre)の設置や臨床環境下における遺伝子や細胞ベースの治療法の確立に努める。
米国のNational Institute of Healthにより幹細胞研究補助対象機関10社中の1社に選ばれたRLSは、胎児や血液細胞の研究に力を入れる方針で、向こう2、3年内に細胞生物学(cell biology)領域の研究に2500万米ドルを投資する計画と言う。
|