SEAnews 2001-09-11 ArtNo.27042

【コルカタ】Wipro LtdとICICI ventures Ltdの80：20の合弁会社netkracker Ltdは国内150店のアセンブラー網を通じて“netKracker Powered PC”を発売する。
インディアン・エクスプレスが9月10日報じたところによれば、アセンブラーらはネットクラッカーから提供された仕様に基づき組み立てたＰＣをネットクラッカー商標で販売する。カテゴリー“Ａ”のインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)も務めるネットクラッカーはインターネット・アクセスが可能なネットクラッカーＰＣをそれ自身の小売チェーンでも販売する。ネットクラッカーＰＣの価格は2万5000～3万5000ルピー(US$530-743)で、部品／インターネット・アクセスには1年間の保証がついている。
ネットクラッカーのJose Koshy副社長によると、消費者に高品質なアセンブルＰＣを提供する強力なフランチャイズ・モデルを構築し、ブランド・マーケットの潜在性を開拓するのが狙い。目下のところアセンブラー65店が同スキームに参加、1週間当たり約500台のＰＣを販売している。
地元アセンブラーはネットクラッカーのフランチャイズ・スキームに参加することを通じて、それ自身の手で組み立てたＰＣをネットクラッカー商標で販売、ブランド・マーケットを開拓できると言う。
情報技術(IT)製造業者協会(MAIT:Manufacturers' Association of Information Technology)と市場調査会社IMRB (Indian Market Research Bureau)の合同調査報告によると、小規模地元ブランドとノーブランドを含むアセンブルＰＣは、2000－01年度ＰＣ販売全体の53％を占め、前年比22％の成長を見た。ホーム・マーケット市場に限ってはアセンブルＰＣのシェアが70％近くに達している。