SEAnews 2001-09-11 ArtNo.27038

【ニューデリー】Honda Motorcycle and Scooter India Ltd(HMSI)は2005年までに100クローを追加投資し、200クローを投じて設けた年産10万台の二輪車製造施設のキャパシティーを30万台に拡張する。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが9月9／10日、ＨＭＳＩのタキグチ社長の談話を引用し、伝えたところによると、年産能力は2003年までに2倍の20万台に拡張される。今年は通年で4万5000台を生産、来年4月から製造規模を拡張する。2003－04年には年産20万台の採算ライン達成を図る。
向こう2年間にはマニュアル変速を含むスークーター2モデルを発売、その後、モーターサイクル市場に参入する。当初は100－110ＣＣのエントリー・モデル・モーターサイクルを製造、ボリュームの拡大を図る。インド市場のニーズに応じた新モデルを開発する計画だ。
インドを輸出基地にする上から、2004年以降には10％の輸出比率実現が目指される。今会計年度にはスリランカ、バングラデシュ、ネパール等の近隣諸国向けに1500台を輸出、来年はラテン・アメリカ、欧州、トルコ、メキシコの他、日本と米国にも輸出する。
今年7月に発売した102ｃｃの自動変速スクーター“Activa”はこれまでに5392台が販売されたと言う。