2001-09-11 ArtNo.27032
◆首相、政府支出の拡大と経済改革の加速通じ景気刺激約束
【ニューデリー】バジパイ首相は7日催された商工省諮問委員会の席上、政府支出の大幅な拡大と経済改革の加速を通じて失速した国内経済の成長を回復させることを約束した。
ビジネス・スタンダードとエコノミック・タイムズが9月8日報じたところによると、首相はインドが深刻な経済困難に直面している事実を率直に認め、国内経済とビジネスを復調させる行動計画が緊急に必要と指摘した。それによると、政府は法的/行政的措置を講じて経済の復調を図る計画で、労働法改正案を11月の次期国会に上程する他、予算措置/非予算措置を通じ、様々な開発プロジェクトに必要なリソースの活性化を図る。首相はこの他、鉄道/ハイウェイ/空港プロジェクト/長期にわたりペンディングされて来た100クロー(US$2122万)以上のプロジェクト461件中100件の加速、計画実行省の傘下にプロジェクト・モニタリング・ユニットを新設すること、農村開発事業の促進、小規模産業指定部門の内輸出と雇用機会の創出に貢献する部門に対する指定解除、全国観光政策の年内立案等を公約した。
この日の会議には、Ratan Tata、Mukesh Ambani、Kumar Mangalam Birla、N Srinivavsan、AC Muthiah等の産業界のリーダーやFICCI/CII/ASSOCHAM のトップ、ヤシュワント・シンハ蔵相を含む主要経済閣僚が出席した。
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