【ニューデリー】Premier Automobiles Ltd(PAL)は今年末までに、8人乗り多目的車と1トン積みピックアップ・トラックを発売する。
エコノミック・タイムズが9月6日報じたところによれば、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)が5日主催した年次会議の会場で、PALのMaitreya V Doshi重役(MD)はPTI通信に以上の消息を語った。それによると、PALは三菱自動車関連の台湾企業China Motor Corporation(CMC)との技術協力の下に、マハラシュトラ州Kaylanに設けた同社工場でこれらの車両を製造する。同社はこれらの製品をPALの車両として販売するが、価格やブランド・ネーム等の詳細は目下検討中。発売当初の地元部品使用率は75%。準都市部(semi-urban)や農村部をターゲットに、初年度に7000~1万台の販売を目指す。
プジョーとのかつての合弁会社Pal-Peugeot Ltd (PPL)がKalyanに設けた当該工場には、多額の資金を投じ、これらの車両の製造に適した設備を据え付ける。また全てのディーラー店舗でスペア・パーツが手に入るようアレンジし、アフター・サービスにも力を入れると言う。(SEAnews:2001-06-12/2000-05-15参照)