2001-09-07 ArtNo.27005
◆カルヤニ、鋳造部品会社/特殊鋼合弁会社の権益を新会社に売却
【ムンバイ】マハラシュトラ州プネー拠点のKalyani Steels Ltd(KSL)は、Bharat Forge Ltd (BFL)の435万株(総発行株式資本37.68クローの11.5%)とKalyani Carpenter Special Steels Ltd(KCSSL)の74%の権益を、カルヤニ・グループの非公開会社KSL Holdingに、合計96クロー(US$2037万)で売却した。
エコノミック・タイムズが9月6日報じたところによると、KSLは同紙のFAXによるインタビューに対し、自動車部品の鋳造を手掛けるBFL権益の売却は事業再編計画の一環で、売却利益はハイ・コストな長期債務の返済に当てると回答した。それによると、関係取引は今年3月に実行され、2社権益の売却代金96クローの内60クローは今年3月30日に、残りの36クローは同4月15日にそれぞれ支払われた。このためKSLの負債額は当初の198クロー(US$4202万)から現在の71クロー(US$1507万)に軽減している。
カルヤニ・グループのプロモーター(カルヤニ一族とその共同経営者)は現在、BFLの34.43%とKSLの39.28%のシェアを保持しており、同グループがBFLの持分を引き下げたとの噂に根拠はないと言う。
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