【ニューデリー】Indian Oil Corporation(IOC)は、Aditya Birla Groupが売却を図るMangalore Refineries and Petrochemicals Ltd(MRPL)の37.38%権益に関心を表明、やはり同権益買収を目指すHindustan Petroleum Corporation Ltd(HPCL)に挑戦する構えだ。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが9月2/3日報じたところによると、IOCのM A Pathan会長はPTI通信に以上の計画を語った。それによるとインド最大の年産480万トン以上の製油能力を有する同社は、まだ西海岸に製油施設を保持しないため、MRPL権益買収は戦略的に重要な意味を有すると言う。
これに対してHPCLのZ L Zutshi会長兼MDは、IOCの計画に対するコメントを控えた。Aditya Birla GroupとともにMRPLに対等出資するHPCLは、IOCのMRPL権益買収に対して第1拒否権を有し、またIOCはHPCLがAditya Birla Groupの持分買収を見合わせた場合にのみ、これを購入することができる。