1995-01-05 ArtNo.27
◆<馬>マラコフ、ゲンティンと新空港への発電施設納入目指す
【クアラルンプル】独立電力供給業者(IPP)のマラコフBhdはゲンティン・サンイエン・パワーSdn Bhdと共同でクアラルンプル国際空港(KLIA)への予備発電施設の納入を目指している。
アハマド・ジョハリ・ヤハヤ重役(MD)が先月29日に催された年次総会後語ったところによれば、発電と同時に冷房用の冷却水も供給する同事業の契約額は2億Mドル前後と見積もられる。同入札には国営石油会社ペトロナスも参加している。
一方、ペラ州ルムにおける1303MWの発電所の建設工事は予定通り進んでおり、目標期日を繰り上げて完成する可能性も有る。同プロジェクトの鍵は送電線網とガス・パイプラインの完成時期だが、それぞれ95年10月と95年末の完工が予定されており、これは651.5MWの発電施設が建設される第1期工事の完工期日96年6月に6カ月先行している。また同じ651.5MWの第2プラントは97年7月の完工が予定されている。最近の組織再編で農園企業から電力会社に変身したマラコフ社は製造業領域における事業機会も物色中で、この種の事業機会は発電事業に関係したもので有る必要はないと言う。(NST,MBT,NS:12/30)
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