2001-09-04 ArtNo.26977
◆商用車大手Ashok Leyland、品目拡大に注力
【ニューデリー】地場商用車メーカー大手Ashok Leyland Ltd(ALL)は、製品品目拡大戦略の一環として今年末までに210馬力エンジンを搭載した44トンの牽引車(tractor trailer)新製品“44.21”を発売する。
エコノミック・タイムズが9月1日伝えたところによれば、ALLのR Seshasayee重役(MD)は同紙に以上の消息を語った。それによると、同社は新製品の発売と同時に既存製品のモデル・チェンジも計画している。
多車軸カテゴリーでは、新たに2バージョンが紹介される。1つはターボチャージ・エンジンが搭載され、もう1つはアプリケーションにより異なるオプションが提供される。
同社は最近2つの変形バージョンを備えた“22.14”を発売したが、引き続き異なるアプリケーショに対応した変形バージョンの開発に努める。また145クロー(US$3077万)を投じた新プレス工場が今年末までに試運転を開始する
なおIvecoとの合弁は解消される。ALLはIvecoからEuro2技術の提供を受ける計画だったが、同社はすでにEuro2技術を手に入れたため、Ivecoとの合弁は不要になった。同社は日野から得たEuro2技術をトラックとバスの双方に導入する。
ALLは最近またドイツ企業ZF Friedrichshafenと、前進6段変速シンクロメッシュ・ギア・ボックス“ZF's 6S 850”をマハラシュトラ州Bhandara工場でライセンス生産する技術提携を結んだと言う。
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