SEAnews 2001-09-04 ArtNo.26975

【ニューデリー】今年初4ヶ月間(2001/4-7)に乗用車とモーターサイクルの輸出は拡大したものの、モーペッド、スクーター、多目的車、商用車、三輪車の輸出は下降した。
エコノミック・タイムズが9月3日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の発表を引用し報じたところによると、乗用車の輸出台数は1万3251台と、昨年同期の6828台から94％アップしたが、マーケット・リーダー、Maruti Udyog Ltd(MUL)の輸出台数は4559台から3283台に27.9％、Tata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)は83台から71台に14.4％、General Motorsは125台から1台にそれぞれ下降、Daewoo Motors Indiaのそれは97.6％減の30台にとどまった。しかしFord Indiaは8492台を輸出、Hyundai motor Indiaは昨年同期の884台を上回る1350台を輸出し、成長を牽引した。
年初4ヶ月の多目的車の輸出は昨年同期の1346台から843台に37.3％下降した。Telcoの同カテゴリーの輸出は54.3％減の590台、Mahindra and Mahindraは96％増の33台、ＭＵＬは157％増の20台を記録した。
年初4ヶ月の商用車販売は昨年同期の3813台から2606台に31.6％下降した。中・大型車の輸出は49.5％減の651台、軽商用車輸出は22.5％減の1955台にとどまった。やはりTelcoの輸出台数が40.1％減の1794台と、商用車輸出全体の下降の主因になった。Ashok Leylandの軽商用車輸出は55.5％減の12台、中・大型車輸出は昨年同期の52台からゼロに下降した。しかしEeicherとSwaraj Mazdaの軽商用車輸出は、それぞれ108.6％増の288台と328％増の107台を記録した。
年初4ヶ月のモーターサイクル輸出は昨年同期の1万3347台から1万5502台に16.1％アップした。ヤマハの輸出は24.8％減の4842台にとどまったが、Bajaj Autoは95.6％増の4242台、Hero Hondaは39.9％増の4888台をマークした。
年初4ヶ月のスクター輸出は昨年同期の1万1114台から8248台に25.7％下降、Bajajは4.9％減の3365台、Kinetic Motorsは65.5％減の1462台、LMLは14.5％減の3054台にとどまった。
年初4ヶ月のモーペッド輸出は昨年同期の1万8084台から9551台に47.1％下降、取り分けMajestic Autoのモーペッド輸出は57.2％減の5734台にとどまった。