2001-09-03 ArtNo.26966
◆ソニー、今年は10%増のUS$1.49億売上期待
【ハイデラバード】Sony India Private Ltd(SIPL)は、今年、昨年の622クロー(US$1.32億)を10%上回る700クロー(US$1.49億)の売上達成を目指している。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが8月31日伝えたところによれば、SIPLのイシイ重役(MD)は先週木曜記者会見し、以上の目標を明らかにした。それによると、現在の低調な市況からすれば、10%の成長目標は野心的と言える。同社は1995年に営業を開始して以来年率15~20%の成長を実現してきたが、過去2年は3%を下回る成長にとどまった。しかし都市部や準都市部(semi-urban)を視察したイシイ氏は、景気が間もなく回復すると言う確信を得たと言う。
今会計年度はカラー・テレビジョン(CTV)とミニ・ハイファイ・システムに照準を合わせ、販促キャンペーンを展開する。これらの品目はハリヤナ州Dharuheraの工場で生産され、総売上の75%を占める。この他、プレイステーションやセル式携帯電話機等のハイエンド製品も紹介する計画だ。東京本社と関係問題を協議しており、プレイステーションは間もなく発売される。またエリクソンとの50:50の合弁事業が軌道に乗り次第、インド市場にも携帯電話新モデルを投入すると言う。
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