【コルカタ】多額な負債を抱え経営難に直面するHaldia Petrochemicals Ltd(HPL)は、先週金曜、主要プロモーターが一堂に会した4時間に及ぶマラソン取締役会の席上、既存プレーヤーによる経営再建のトータル・パッケージを準備する方針を決めた。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが9月1日伝えたところによれば、会議後記者会見したＨＰＬのTapan Mitra会長は、「会議では全ての問題の解決策が打ち出され、成果は大きい」と語ったが、Indian Oil Corporation(IOC)の出資問題や、タタ・グループが引き続きプロモーターを務めるか否かに関してはコメントを控えた。
タタ・グループを代表するFeroze Vandrewala取締役も、「会議ではタタのＨＰＬ持分に関する話し合いは行われなかった」とだけ述べ、それ以上同問題に触れることを控えた。
しかしＨＰＬに43％出資するthe Chatterjee groupのPurnendu Chatterjee氏は、「ＨＰＬが直面する全ての問題は45日以内に決着し、経営は軌道に乗る」と語った。
最大の債権者Industrial Development Bank of India (IDBI)を代表するH K Khan取締役は、「ＨＰＬマネージメントは債務再編案を提出しており、我々は再建に自信を抱いている」と語ったが、ＩＤＢＩが金利の引き下げを認める用意が有るか否かについては、「まだ決定は下されていない」と語った。