2001-09-03 ArtNo.26957
◆Vam Organic、バイオインフォマティクス子会社設立
【ニューデリー】Bhartia一族所有のVam Organicグループは、カルナタカ州バンガロールに新会社Jubilant Biosys Ltd(JVL)を設立、バイオインフォマティクス市場に進出した。
ビジネス・スタンダードが8月31日、Vam Organic ChemicalsのS S Bhartia会長兼MDの言として報じたところによれば、同社は製薬業界に各種原料を供給しており、事業の前方総合化に寄与する新会社の設立は論理的帰結と言える。
新会社は新薬開発の初期段階においてタイムリー且つ効果的なソリューションを提供する。これには薬品開発やバイオテック関連の研究開発(R&D)を支援するソフトウェア・システムやデータ・ベースの開発から成る一連のソフトウェア・サービスが含まれる。
新会社は、ゲノミック・データ・ベース・ツール、ゲノム/プロテオーム関連データのinsilco分析のための契約研究、遺伝子発現(gene expression)、ターゲット遺伝子の確定(target identification)、技術講習(Wet Lab)やスループット分析試験サービスを通じたリード・オプティマイゼーション等の領域の専門知識を備える。Vam Organicは新会社に51%出資、他のグループが残りを負担する。
Vam Organicの2000-01年の年商は前年比52%増の842クロー(US$1.79億)をマーク、製薬部門が全体の20%を占めた。Vam Organic Chemicalsは昨年、手術器具の滅菌技術“ETO mixtures”や香辛料の商業化に成功した。同社は新たな企業イメージを醸成する計画の一環として社名をJubilant Ogranosys Ltdに改める計画で、次期株主総会において株主の承認を求めると言う。
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