2001-08-31 ArtNo.26955
◆ナショナル・アルミニウム、来年5月までに設備拡張完了
【ムンバイ】National Aluminium Company (Nalco)は来年5月までに4500クロー(US$9.55億)の拡張計画を完了する。
エコノミック・タイムズが8月30日報じたところによると、NalcoのP Parvathisem会長はロイター通信の電話インタビューに対して以上の見通しを語った。それによるとNalcoは1996年からアルミナ精錬施設とボーキサイト鉱山の拡張計画をスタート、1998年からはアルミニウム精錬施設と発電施設の拡張に着手した。これらのプロジェクトの一部は既に完成している。
オリッサ州Angulのアルミニウム精錬施設の年産能力は23万トンから34万5000トンに拡張される。アルミニウムの生産能力は向こう8~9ヶ月で目標レベルに達する見通しだ。Nalcoは2000-01年度には23万516トン、その前年には21万2633トンを製造した。
また50億ルピー(US$1.06億)を投じて発電所のキャパシティーを当初の720MW(メガワット)から960MWに拡張する。Parvathisem会長は2002年5月までに840MWのレベルに達すると語ったが、960MWの水準に達する時期は明らかにしなかった。
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