2001-08-31 ArtNo.26952
◆Reckitt、9月に心血管疾患治療薬Disprin CV発売
【デリー】Reckitt Benckiser (India) Ltd(RBIL)は9月に心血管疾患(cardiovascular disorders)治療用の100mgアスピリン錠剤“Disprin CV”を発売する。
ビジネス・スタンダードが8月29日、RBILのReckitt Benckiser会長兼MDの談話を引用し報じたところによれば、Disprin CVは1錠当たり0.14ルピーで販売され、価格競争力が有る。世界保健機構(WHO)も心血管疾患の治療薬としてDisprin CVを推奨している。
新製品の発売は、これまで店頭鎮痛薬としての使用されて来たアスピリンが、心臓発作を含む広範な症状に適応可能な抗凝血剤(blood thinning agent)として注目される世界的な潮流と時を同じくしている。発売初年度に35クロー(US$743万)低投与量アスピリン市場の20%のシェアを占める見通しだ。新製品はRBILのフラグシップ・ブランド“Disprin”の延長線上にあり、年商僅か20クロー(US$424万)の350mg鎮痛用アスピリン剤Disprinの市場拡大を図ったものと言う。
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