2001-08-31 ArtNo.26950
◆サティアム、PTCとCPCコンサルティングで提携
【ハイデラバード】地元の大手情報技術(IT)企業Satyam Computer Servicesは、国際的なトップ・ソフトウェア会社PTCと、後者の“Windchill (R)”ソフトウェアをベースに、法人向けにCPC(collaborative product commerce)ソリューションを提供する協力協定を結んだ。
エコノミック・タイムズが8月29日、サティアムのステートメントを引用し報じたところによれば、両社は製造業向けインターネット対応ソリューション領域におけるそれぞれの強味を生かしてコンサルティング・サービスを提供する。
ちなみにCPCは米国のIT関連調査会社アバディーン・グループやガートナー・グループが提唱する、製造業の新しいビジネスモデルを実現する概念およびテクノロジーで、アバディーン・グループは「インターネット技術を用いて、製品デザイン、エンジニアリング、アウトソーシング(製造や仕入れも含む)、販売、マーケティング(他社による諸活動も含む)、フィールド・サービスなどを互いに結び、さらに顧客をもグローバルなナレッジのネットに取り込むソフトウェアやサービスのカテゴリー」と定義している。
PTCは製造業者が卓越した製品を手に入れ、市場に投入することを可能にするソフトウェア・ソリューションの開発/マーケッティング/サポートを手掛けている。PTCの“Windchill”は、ユニークなネット・ネイティブ・アーキテクチャーをベースにした業界をリードするCPCソフトウェア・ソリューションで、コネクティング・エンジニア/サプライヤー/製造業者/顧客のために強力なコラボレーティブ環境を提供する。
サティアムはPTCとの提携を通じて、世界的なCPCソリューション・プロバイダーになることができると言う。
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