2001-08-30 ArtNo.26938
◆政府、KIOCL鉱業リース権の5年延長を高裁に申請
【ニューデリー】インド中央政府は政府系鉱山会社Kudremukh Iron Ore Company Limited (KIOCL)のカルナタカ州における鉱業リース権の5年延長を高裁に申請した。
KIOCLの30年間の鉱業リース権は1999年7月22日に期限が切れたが、カルナタカ州政府は環境問題を理由に、未だにリース権の更新を認めず、過去2度にわたり1年間の臨時操業を認めて来たが、3度目の今年は僅か3ヶ月の臨時操業許可を発行した。
デカン・ヘラルドが8月28日報じたところによれば、T R Baalu環境森林省は27日の国会答弁の席上、以上の消息を語るとともに、「KIOCLの鉱業リース権問題は、KIOCL労働者の利益とともに、西部ガーツ山脈地区の生物群の保護も配慮せねばならず、バランスのとれたソリューションを見出さねばならない。中央性は高裁判決の下りるのを待って適切な措置をとる」と語った。
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