2001-08-30 ArtNo.26936
◆IOC、セントラル・パイプライン計画を単独で実行も
【ニューデリー】Indian Oil Corporation (IOC)は、見積もりコスト、2000クロー(US$4.24億)のセントラル・インディア・パイプライン(CIP)計画からRelianceが手を引き、CIPに平行して独自のパイプラインを敷設するなら、単独でもCIPプロジェクトを実行する方針だ。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが8月27日報じたところによれば、CIPプロジェクトは、グジャラート州Jamnagarから北部に向けて建設される1700キロのパイプラインから成るが、リライアンスはほとんど同じルートに独自のパイプラインを敷設することを計画している。
CIPがグジャラート州におけるリライアンスの2700万トン製油所や、Essar Oilが計画する年産900万トンの製油所、そしてIOCのKoyali製油所から石油製品を北部に輸送することを目指しているのに対して、リライアンスのそれは天然ガスの輸送を目指している。
IOCのA N Jha取締役によれば、IOC、Reliance Petroleum、L&T、Gammonを含む14社がCIP事業のBOOT(build-own-operate-transfer)契約獲得を目指している。同契約は2002年3月までに発注され、2004年5月の試運転が目指されている。プロジェクトにはReliance Petroleum、IOC、Petronet Indiaが各26%、Bharat Petroleum CorporationとEssar Oilが各11%、それぞれ出資する予定だ。
Petronet India、Bharat Petroleum Corporation、Hindustan Petroleum Corporationはコンセション協定とインフォメーション覚書が交換された後、今年11月15日までに技術入札を募集する計画と言う。
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