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2001-08-30 ArtNo.26934
◆フィリップス・ソフトウェア・センター、３０％増員
【ムンバイ】オランダの電子大手Philips Electronics NVはカルナタカ州バンガロールに設けたPhilips Software Centre(PSC)のスタッフを現在の750人から2004年までに1000人に30％拡大する。
インディアン・エクスプレスとエコノミック・タイムズが8月28日伝えたところによると、ＰＳＣのBob Hoekstra重役(CEO)は以上の消息を明らかにするとともに、新規採用の大部分は2001年中に行われると語った。ＰＳＣの増員後のスタッフは約5000人のフィリップス・ソフトウェア従業員全体の20％を占めることになる。フィリップス世界業務のソフトウェア需要に応じるＰＳＣの過去5年間の成長は目覚ましく、今年の売上も15～20％の伸びが見込まれている。ＰＳＣはスタッフの数ではグループ最大のソフトウェア施設で、昨年の営業額は12億4000万ルピー(US$2632万)をマークした。
他のソフトウェア企業同様、ＰＳＣも世界的な情報技術(IT)支出減少の影響を受け、今年のスタッフ拡張計画を当初の50％から25％に縮小した。しかし長期的見通しは良好で、フィリップス・グループのソフトウェア需要は益々拡大する見通しだ。取り分け医療システム領域は急成長が見込める。インドは、エンジニアの柔軟性、英語に堪能な人材、豊富な教育施設、政府の支援、訓練に熱心な企業等の諸点から、他の途上国との競争に関わらず、ソフトウェアのアウトソーシング拠点としての魅力を備えていると言う。
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