2001-08-28 ArtNo.26915
◆Sterlite、US$2億投じBalcoのアルミ精錬能力を50%拡張
【チェンナイ】最近、Bharat Aluminium Company (Balco)の政府持分を買収したSterlite Groupは、800~1000クロー(US$1.7億-2.122億)を投じてチャッティースガル州Korbaに設けたBalcoプラントの設備能力を50%拡張する計画だ。
エコノミック・タイムズが8月25日伝えたところでは、Sterlite Industries (India) LtdのNavin Agarwa取締役は、タミールナド州Tuticorinに設けた銅精錬施設のISO 14001及びOHSAS 18001認定証授与式の席上、以上の消息を語った。拡張工事後、Korba工場のアルミ精錬能力は年間10万トンから15万トンに拡大する。またある種の業務のデボトルネキングも行われる。工事は向こう12~18ヶ月で完成、費用は内部資金と借入で賄われる。ちなみにBalcoの408ポット中これまでに385ポットが稼働、稼働率は90%に達した。
Sterlite傘下Madras Aluminum Company Ltd (Malco)がタミールナド州Metturに設けたプラントのアルミ精錬能力も現在の年間2万8000トンから3万5000トンに拡張される。
一方、エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが8月25/26日報じたところでは、年産16万トンのTuticorin銅精錬所のニーズに応じるため、Sterliteは世界各地の銅鉱山開発の機会を探っている。特に米国とオーストラリアの鉱山を物色しているが、買収計画にタイムフレームは設けられていない。Sterliteは2年前にオーストラリアの2つの銅鉱山を4300万米ドルで買収、目下同2鉱山がTuticorinプラントの50%のニーズに応じている。残りは他から輸入している。
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