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2001-08-27 ArtNo.26906
◆独企業MAN、インドを工学構造物の輸出基地に
【チェンナイ】ドイツのコングロマリット、MAN AGの子会社MAN Takraf India Ltd(MTIL)はインドを工学構造物(engineering structure)の輸出基地にする計画だ。
インディアン・エクスプレスが8月24日伝えたところによると、MTILは23日記者会見し以上の方針を明らかにした。それによると、インドには高度な技術とやる気を備えたエンジニアが豊富に存在する。このため同社はインドの人材プールを世界ビジネスの梃子として利用する計画で、既存拠点のタミールナド州チェンナイを工学構造物の輸出基地にする方針を決めた。需要の拡大に伴いスタッフも増員され、来年は50人、10万人時を見込んでいる。ドイツ、欧州、米国におけるエンジニアの労働コストはインドに比べ5~8倍にのぼる。同社は現在工学構造物をドイツ、欧州、その他の諸国に輸出しており、中国や東南アジア市場を開拓する機会も探っている。
もう1社のMANグループ企業DSDは、インドにおける発電事業のEPC(工学/資材調達/建設)契約の獲得を目指し、地元建設会社との提携を図っている。またやはり地元企業と提携し圧縮天然ガス(CNG)バスをインド市場に紹介することも計画していると言う。
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