2001-08-27 ArtNo.26905
◆ヒロー・ホンダ、キャブレターの国内製造を近く開始
【ニューデリー】Hero Honda Motors Ltd(HHML)は主要部品の輸入依存を軽減、地元での製造を拡大することを通じて一層のコスト削減を図る。
エコノミック・タイムズが8月24日、HHMLのRavi Sud副社長(財務担当)の言として報じたところによれば、同社は完全ノックダウン・キットの主要コンポーネットを成すキャブレターの製造を第3四半期から開始する計画だ。Sud氏はキャブレターの地元製造により、どれほどコストを節約できるか明らかにすることを避けたが、証券アナリストは1台当たり300ルピーと予想した。HHMLは昨年、前年比35%増の103万台のバイクを販売、47.8%の市場シェアを占めており、今年は125万台の販売を見込んでいる。
HHMLは原料やコンポーネントの輸入に年間総支出の5分の1に相当する421クロー(US$8940万)を支出している。2001年第1四半期(2001/4-6)の純益は30.6%増の78.81クロー、純売上は30.7%増の952クローをマークした。マージンは前年同期の13.87%から14.27%に拡大した。
年初4ヶ月(2001/4-7)の販売台数は30.9%増の41万175台をマークしたが、国内モーターサイクル市場は24.43%の拡大にとどまった。
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