1995-01-24 ArtNo.269
◆ヨー通産相、複数の<比・星>合弁事業開幕式主宰
【マニラ】シンガポールのヨー・チュートン通産相は公共民間両部門の代表34人を率いて23日、フィリピンを訪問した。
通産相は5日間の訪問期間中に、ラモス大統領やナバロ貿易工業相らと会談する他、ケッペル・グループのスービク・シップヤード&エンジニアリング、L&Mインベストメンツの現地合弁会社L&M(フィリピンズ)コープ、リャン・コートと食品飲料グループ・サンミゲルの共同事業等の式典を主宰する。また昨年10月に発足したフィリピン・シンガポール・ビジネス理事会の初会合が通産相の訪問期間中に開催される。スービク・シップヤード(前フィルセコ)はケッペル・グループが昨年地元実業家ゴコンウェイ氏に率いられるコンソーシアムとの争奪戦の末19億2000万ペソ(S$1.09億)で支配権益を獲得したもの。L&M(フィリピンズ)にはL&Mが40%、地元企業5社のコンソーシアム、Maxcoグループが60%を出資、特殊土木事業や一般建設工事を手掛ける。リャン・コート・ホールディングズ子会社のリャン・コート・ベルドンは最近マニラ中心街におけるサンミゲル本部を含むビル3棟、総額1億4600万米ドルの開発事業のマネージメント契約を獲得した。(ST,BT,LZ:1/23)
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