【ニューデリー】インド商工会議所協会(Assocham:Associated Chambers of Commerce and Industry of India)は23日、反ダンピング・メカニズムにのみ依存せず、相互の貿易を促進することを通じて安価な中国産品の流入に対処する5項目の戦略を発表した。
エコノミック・タイムズが8月24日報じたところによれば、Assochamはそのステートメントの中で、最大限の潜在性を備えた製品や対中輸出を拡大するスラストを見出すため、中国市場における需要動向やパターンを分析する必要があると指摘している。それによると、先ず中国向け輸出を拡大することを念頭に置き、生産性の向上とコスト競争力を強化する産業再編を行う必要がある。産業再編の責任は民間業界の双肩にかかっており、政府の役割は輸出業者のために高品質なインフラストラクチャーを準備することにある。
中国産品の流入で影響を受けている領域には、化学、製薬、石油化学、消費財部門が含まれるが、中国産品に反ダンピング税を課し、様々な品目に対して反ダンピング調査を実行することにのみ依存することは、インド/中国間の二国間貿易の将来にとって決して好ましいことではないと言う。