2001-08-27 ArtNo.26897
◆インド、外国投資家信頼度指数第7位に:ATカーニー
【ニューデリー】インドは、国際コンサルタント会社AT Kearneyが集計した外国投資家信頼度指数(confidence index of foreign investors)第7位にランクされた。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルドが8月24日伝えたところによれば、インド産業連盟(CII)が主催した『インフラストラクチャー領域における国際投資に関する全国会議』の席上、AT カーニーのC Srinivasan重役(MD)は以上の調査結果を明らかにした。
それによると世界のトップ企業1000社の最高経営担当者(CEO/COO)を対象に調査したところ、インドは向こう10年間に投資国としての魅力を改善する最高の潜在性を備えていると評価された。これらの企業は世界の外国投資(FDI)に70%に貢献している。
サービス産業と工業製品関連企業はインドにおける最大の投資機会を見出しており、金融サービス/工業製品/テレコム/ハイテック産業に最も大きな潜在性が存在すると見られている。これらの部門に次いで、消費財、電力、公益事業領域の潜在性も大きいと評価された。
広大な市場、豊富な技術者、競争力有る給与水準、比較的豊富な金融手段、政治的安定がこうした魅力の源泉とされたが、その反面、政府の再編の遅れ、貧弱なインフラ、文化的障碍、官僚主義が外国投資を阻害する要因として指摘された。
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