2001-08-23 ArtNo.26874
◆7月の乗用車販売1%アップ、3ヶ月連続プラス成長維持
【ニューデリー】今年7月の乗用車販売台数は4万8481台と、昨年同月の4万8028台を1%上回り、僅かとは言え3ヶ月連続プラス成長を維持した。
エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダードが8月21日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)が発表した暫定統計を引用し報じたところによれば、Maruti Udyog Ltd(MUL)、Ford、Tata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)の好調が7月のプラス成長に貢献した。しかしHyundai(現代)、Hindustan motors Ltd(HML)はマイナス成長を記録、親会社が経営難に直面するDaewoo Motors India(大宇)は、売上数字を公表していない。
この結果、年初4ヶ月(2001/4-7)の乗用車販売台数は19万6000台と、昨年同期の19万1000台を2.8%上回った。
マーケット・リーダーMULの7月の販売台数は昨年同月の2万7665台から3万168台に9%、Telcoは3583台から4212台に17.5%、フォードは1502台から3463台に130.5%、それぞれアップ。Honda Sielは48.3%増の899台、Mercedes Benzは243.6%増の189台、General Motorsは昨年同月を2台上回る650台をそれぞれ販売した。
しかし現代の7月の販売台数は昨年同月の7265台から6963台に4.1%、HMLは1941台から1331台に31.4%、それぞれダウン。Fiatは昨年同月比7.1%減の606台にとどまった。
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