2001-08-21 ArtNo.26861
◆ACC、設備の大部分を複合セメント製造施設に転換
【ムンバイ】インド最大のセメント製造会社Associated Cement Companies(ACC)は、その設備の大きな部分をフライアッシュをベースにした複合セメントの製造施設に転換する方針だ。
インディアン・エクスプレスが8月18日報じたところによれば、ACCのAK Jain社長は複合セメントの新ブランド“Suraksha”の発表会の席上、以上の消息を語った。それによると現在インドで生産されるセメントのほぼ36%は複合セメントで、その需要は年率10%の成長が見込まれている。
ACCは現在、複合セメントを年間1300万トン以上製造しており、今後一層その製造比率を拡大する計画だ。
カルナタカ州とマハラシュトラ州の州境Wadiに設けたセメント工場の第2期工事では年産200万トンの複合セメント製造施設が増設される。同工場はカルナタカ州Raichurの火力発電所からフライアッシュの供給を受けると言う。
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