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2001-08-17 ArtNo.26833
◆IOC/GAIL/ONGC、バングラ・ガス輸入を共同調査?
【ニューデリー】石油天然ガス省はIndian Oil Corporation (IOC)/Gas Authority of India Ltd (GAIL)/Oil and Natural Gas Corporation (ONGC)の3社に手を携えてインド・バングラ・クロス・ボーダー・ガス・プロジェクトを研究するよう指示した。
インディアン・エクスプレスが8月14日政府筋の消息として伝えたところによれば、GAILがコンソーシアムのリード役を務めることになりそうだ。
IOCは石油省に対して、バングラデシュBibiyana鉱区の探査開発権を有する米系石油会社UNOCALと秘密協定(confidentiality agreement)を結ぶ独占権を認めるよう求めた。しかし石油省はGAILとONGCもIOCとともに関係事業に参画することを希望した。
GAILは1996年に米国のBrown and Root Incに、バングラデシュ及びミャンマーからガスを輸入するためパイプラインを敷設する可能性を調査するよう求めており、東部地区におけるガス輸入計画の調査をこれまで手掛けてきた。またONGCはバングラデシュ国境に近いTripuraの膨大なガス資源を開発する権益を握っている。このためRam Naik石油天然ガス相は、バングラデシュからのパイプラインによるガス輸入とそのマーケッティング問題を3社が共同で研究すべきだと判断したものと見られる。
しかし、トップ政府筋によると、総選挙を控えたバングラデシュでは、いずれの政党も、デリケートな国境を跨いだガス・パイプラインの敷設問題にタッチすることを望んでいない。このため関係二国間協定交渉は総選挙の後に初めて進捗を見るものと予想される。
エコノミック・タイムズが8月15日報じたところでは、バングラディシュのHabiganj県から直径30インチのパイプをデリーまで敷設する延べ1350キロ・メートルのパイプライン工事のコストは9億1000万米ドル、工期は4年と見積もられる。これにより当初日量5億立方フィート、ピーク時には5億5500万立方フィートのガス輸送が可能になる。
バングラデシュの国内ガス需要は110億立方メートル、これに対して生産能力は140億立方メートルのため、Bibiyanaのガスは、2007年までバングラデシュ国内に需要を見出すことができないと言う。
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