【ムンバイ】Tata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)は、今年度中にライバルMahindra & Mahindra(M&M)がドメインとするソフト・トップ車市場に進出することを検討している。
ビジネス・スタンダードが8月14日報じたところによれば、Telco幹部は同紙に以上の消息を確認、今年第3四半期乃至第4四半期に発売されるだろうと語ったが、それ以上詳しい内容は明らかにしなかった。Telcoは現在多目的車市場の23%のシェアを占めているが、アナリストはソフト・トップ市場進出でシェアは拡大、またソフト・トップのマージンは極めて高いことから設備稼働率や財務状況も改善するものと見ている。マハラシュトラ州プネー工場の多目的車製造能力は年間11万台にのぼるが、目下のところ年産2万4000台のレベルにとどまっている。
ちなみに5州の政府が最近安全問題からソフト・トップ車の製造を禁じたため、この種の車両の市場は縮小、M&Mの多目的車販売と財政に深刻な影響を及ぼしている。