2001-08-16 ArtNo.26811
◆Visvesvaraya製鉄所に2社応札、Rourkela肥料工場の締切延期
【ニューデリー】国営製鉄会社Steel Authority of India Ltd (SAIL)のVisvesvaraya Iron and Steel Plant (VISP)の74%のシェア売却入札には、マハラシュトラ州プネー拠点のIndian Seamless Metal Tubesとマハラシュトラ州NagpurをベースにするSunflag Iron and Steel Companyが応札したが、やはりSAILが売りに出したRourkela肥料工場の74%の権益の入札締切は8月31日まで再度延期された。
ビジネス・スタンダードが8月14日伝えたところによれば、SAILは今年初、上記2工場の権益売却を目指し、関係企業に入札意向書(EOI:expression of interest)の提出を求めた。これらEOIの提出期限は当初2001年4月30日に設定されていたが、その後7月31日に延期された。
カルナタカ州Bhadrawatiに位置するVISPは合金鉄/特殊鋼を年間7万7000トン、溶銑を同20万5000トン製造する能力を備えている。Sunflag Iron and Steel CompanyとIndian Seamless Metal Tubesの2社は既にデュー・ディリジェンスに取りかかっている。
ナフサをベースにカルシウム・アンモニウム硝酸塩や硫安(硫酸アンモニウム)等の中間材の製造を手掛けるRourkela肥料工場は、政府補助を打ちきられ、不採算ユニットになっていた。しかし同工場は2000-01年度には前年の89クローを上回る純益105クローを計上している。
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