【ニューデリー】今年7月のカラー・テレビジョン(CTV)販売台数は昨年同月の35万台から41万5000台に18.6%増加した。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが8月11日伝えたところによれば、消費者用電子/TV製造業者協会(CETMA:Consumer Electronics and TV Manufacturers Association)はこのほど以上の数字を明らかにするとともに、「家電製品市況に復調の兆しが生じている」との見通しを発表した。それによると、順調なモンスーンと祝祭シーズンの到来が、農村部の需要を一層拡大させるものと期待されている。
CETMAはブランド別CTVの販売台数を明にしていないが、ビジネス・スタンダードが業界筋の消息として報じたところでは、VideoconがSansui/Akai/Videocon3ブランドを合計8万3000台販売し、トップ。またBPLは6万8000台、LGとSamsungは各4万台を販売、Aiwa、TCL、Bushがこれらに続いた。Onidaは3万5000台を販売したが、売上の下降を見、Philips、Samsung、LGはそのポジションを強化した。またトップ6ブランドが合計75%の市場シェアを占めた。