2001-08-14 ArtNo.26801
◆Telco7月の車両販売、昨年比4%アップ、前月比2%ダウン
【ニューデリー】インド最大のトラック・メーカー、Tata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)の7月の車両販売台数は1万1781台と昨年同月の1万1309台に比べ4.2%アップしたが、前月の1万2007台を1.9%下回った。
エコノミック・タイムズが8月10/11日報じたところによれば、過去5四半期にわたり、需要の低下と損失の拡大に悩まされて来たTelcoの今年7月の商用車販売台数は昨年同月の5530台から5832台に5.5%増加した。メインラインとする中・大型商用車販売台数は3483台から4115台に18.1%アップした。しかし軽商用車販売台数は2万47台から1万7117台に16.1%、多目的車販売台数は2229台から1744台に21.8%、それぞれ下降した。
Telcoが独自開発した小型乗用車Indicaの今年7月の販売台数は4205台と、昨年同月の3550台を18.5%上回ったものの、前月の4758台を11.6%下回った。Indicaの小型乗用車市場におけるシェアは昨年同月の16.8%から18.2%にアップした。IndicaプロジェクトはTelcoが2000-01年度に計上した50億ルピーの赤字の主因とされており、採算ラインに乗せるには年間6万台、月間ベースでは5000台以上の販売を実現する必要があると言う。
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