SEAnews 1995-08-08 ArtNo.2679

【シンガポール】ディジタル・イクウィップメント(DE)のシンガポールにおけるＰＣ(ﾊﾟｿｺﾝ)販売は昨年100％近い成長を見た。
ＤＥ社が先週発表したところによれば、アジアにおけるセールスの堅調な伸びに支えられ、同社は第4四半期に37億5000万米ドルの売上を計上、5年ぶりに1億6000万米ドルの純益を回復した。また通年でも、前年の5億1900万米ドルの赤字から1億2200万米ドルの黒字に転換した。ＡＳＥＡＮ地域(ﾊﾟｷｽﾀﾝ/ｽﾘﾗﾝｶ/ﾍﾞﾄﾅﾑを含む)のシステム売上は30％、純益は45％成長、ＡＳＥＡＮ地域における総売上も40％の成長を見た。国別ではマレーシアの売上の伸びが最高の43％を記録、フィリピン／シンガポールは35％、タイは33％だった。シンガポールではＰＣとサーバーの販売が好調だった。ワークステーションの売れ行きは低調だったが、96年度には同部門が重点領域の1つとされる。ＰＣ販売ではホーム・マーケットの開拓が目指され、近く新ディストリビュータ及び新リテイル・システムに関する発表が行われる。またサポート・サービスの充実によりサーバー市場の開拓も促進すると言う。(BT:8/7)