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2001-08-13 ArtNo.26786
◆インド・ラマ、US$1.28億追加投資検討
【ナグプル】ポリエステル・メジャー、Indo Rama Synthetics Ltd(IRS)はマハラシュトラ州のButibori工業団地に1700クロー(US$3.62億)を投じて設けた工場施設に600クロー(US$1.28億)を追加投資する可能性を検討している。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが8月8/9日伝えたところによれば、IRSのO P Lohia重役(MD)は、マハラシュトラ州政府のSayish Chaturvedi繊維部長及びSulekha Kumbhare水事業担当国務相とともに記者会見し、以上の消息を語った。
それによると、同追加投資により合成繊維の年産能力は現在の30万トンから20万トンほど拡張され、全国のポリエステル繊維製造能力の50%を占めることになる。同社は、過去の労働争議の経験に鑑み、他州に同施設を設けることも検討したが、Chaturvedi繊維部長が労働争議の再発防止を保証したことから、マハラシュトラ州における事業拡張に再び関心を高めていると言う。
IRSは当初1500クロー(US$3.19億)を投じてPOY(partially oriented yarn)とPSF(polyester staple fibre)の日産能力を各450トン拡張、合計日産900トンの製造能力を追加することを計画したが、投資環境の変化を配慮し、500トンの拡張(内POY50トン)にとどめ、投資額も600クローに縮小する方針を決めた。これは主に現行の消費税構造が綿糸(9.2%)の製造を優遇し、POY(36.8%)を差別待遇しているため。ちなみにPSFの消費税は18.4%、綿繊維はゼロ%となっている。
IRSはカルナタカ州マンガロールに工場用地を準備したが、マハラシュトラ州政府は同州内の既存施設を拡張するよう求めており、IRSはマハラシュトラ州政府が如何なる優遇措置をオファーするか様子を見ている。当初、新プラントは2003年までに完成するはずだったが、今では2004年第1四半期の試運転が目指されている。
米国企業DuPont、ドイツ企業Zimmer、スイス企業Inventaの何れかから必要な技術を導入する。当初の予定では借入/自己資本比率は2:1だったが、金融アレンジはまだ完了していない。
既存施設の年産能力は28万トンで、新たに8万トンの設備能力が追加される。今会計年度は100クローの純益計上を見込んでいると言う。
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