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1995-08-08 ArtNo.2678
◆＜星＞イングラム・マイクロ、東南アジア流通センター準備
【シンガポール】米系コンピュータ製品流通会社イングラム・マイクロはアジア市場開拓を目指してシンガポールに東南アジア流通センターを設ける可能性を研究している。
イングラムのチー・ヤンサク東南アジア地域担当取締役によると、タンジョン・パガル・ディストリパークの新倉庫は同社にとって域内における最初の施設で、これにより域内顧客に対して受注後1～2日で引渡ができるようになる。現在同社は米国と欧州の倉庫から受注後3日以内に納品している。同社は900社から3万2000品目の流通を委ねられており、昨年の営業額は58億米ドルに達した。アジアにおける売上は僅かだが、向こう5年間に売上全体に占めるその比率を10％に高める計画だ。既にコンパック、ディジタル・イクウィップメント、マイクロソフト、3コム、ベイ・ネットワークスを含む各社製品のアジアにおける流通代理権を得ており、今後新オフィスの開設や有望ディストリビューターの買収等、アジア市場の開拓を積極化する方針と言う。(BT:8/7)
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