2001-08-07 ArtNo.26761
◆JISCO、有機樹脂被覆鋼板プロジェクトを棚上げ
【ムンバイ】Jindal Iron and Steel Company (Jisco)はマハラシュトラ州Tarapurに年産12万5000トンの有機樹脂被覆鋼板(organic coated sheet)製造施設を設ける計画を棚上げした。
ビジネス・スタンダードが8月6日、JiscoのRaman Madhok重役(MD補兼CEO)の言として伝えたところによれば、総コスト150クロー(US$3194万)のプロジェクトは亜鉛鍍金ビジネスの前方総合化計画の一環だったが、有機樹脂被覆鋼板市場の先行き不透明と鉄鋼産業全体が直面するリセッションを配慮し、棚上げを決めた。
元々同プロジェクトはBritish Steel Plcと50:50の合弁で進めるはずだったが、JISCOは最近British Steelの持分を買い取り、合弁会社の社名もJBS Steel ProductsからJindal Coated Steel (JCS)に改めていた。(SEAnews:2000-07-25/2000-08-24号参照)
|