2001-08-07 ArtNo.26753
◆クロンプトン、全国ネット幹線網計画第2期工事獲得目指す
【ムンバイ】全国電話会社Bharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)のNational Internet Backbone Project (NIBP)第1期分の契約を獲得した実績を有するLM Thaparグループの旗艦Crompton Greaves Ltd(CGL)は、NIBP第2期事業にも入札書類を提出した。
ビジネス・スタンダードが8月6日、CGLのS M Trehan重役(MD)の言として伝えたところによると、電力事業や産業用の電気設備製造業者として知られるCGLは、システム統合ビジネスや長距離データ通信用マルチ・ポート・スイッチの製造領域でもプレゼンスを築いている。
NIPB第1期分で同社が受注した全国37都市におけるインターネット・ノッドは既に試運転を開始しており、CGLは第2期分の契約獲得にも自信を抱いている。同ノッドはインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)にインターナショナル・データ・コネクティビティーを提供する他、テレコム企業のコンピューティングやビリング(請求書の作成・発送)サービスにも利用でき、WLL用ルータも提供する。
長距離電話会社向けオプティカル・トランスミッションやターミナル機器の製造も手掛けるCGLは、これまでにデリー/ムンバイの基本電話サービス会社Mahanagar Telephone Nigam Ltd(MTNL)のためにムンバイ市内に1000WLLラインを敷設した実績を有し、目下Bhartiの基本電話サービス・インフラの構築も支援している。
情報技術(IT)とテレコム・ビジネスは中核ビジネスの一部になっており、グループ営業額の9~10%に貢献している。また成長率は約25%と、他の中核ビジネスのそれを上回っていると言う。
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