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2001-08-07 ArtNo.26751
◆Ｓｋｏｄａ、オクタビアＳＫＤキット輸入計画立ち往生
【ムンバイ】チェコの自動車メーカーSkoda Autoが100％出資するSkoda Auto India (SAI)は今年9月に中型乗用車“Octavia”を発売する計画だったが、自動車政策の突然の変更で抜き差しならぬ窮地に立たされている。
インディアン・エクスプレスが8月6日伝えたところによれば、ＳＡＩは今年3月、外国貿易総監(DGFT:Director General of Foreign Trade)に1500セットのセミ・ノックダウン(SKD)キットの輸入を申請、これを認められた。
しかし、インド政府がＳＫＤキットの輸入関税をこれ以前の35％から完成車(CBU)と同じ60％に引き上げる方針を決めたため、5000万米ドルを投じて工場を建設する意味が無くなった。
ＳＡＩは今や工場建設を中止し、完成車を輸入するか、建設を続けＳＫＤキットを輸入するか、二者択一を迫られている。仮にＳＫＤキットを輸入するのであれば、新工場が完成するまで、当面シーメンス工場を借り受け、ＳＫＤキットを組み立てることになる。逆に完成車を輸入するなら、ムンバイ・オフィスを通じて輸入業務を実行、輸入された車は港から直接ディーラーに直送されると言う。
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