1995-08-07 ArtNo.2674
◆<比>ノース・ハーバー民営化参入目指し海運会社7社が合弁
【マニラ】マニラのノース・ハーバー民営化計画への参入を目指し、シンガポールのネプチューン・オリエント・ラインが40%出資しするローレンソ・シッピング・ライン、国内航路の各27.5%と24.7%のシェアを握るウィリアム・ラインズとサルピシオ・ラインズを含む海運会社7社が資本金1億ペソ(S$576万)の新会社ノース・ハーバー・ホールディングズ・コーポレーションを設立した。
新会社はフィリピン港湾局(PPA)から港湾、ドック、埠頭、コンテナ・ヤード、乗客ターミナル、倉庫、冷蔵施設、乾ドック、船舶修理施設等の所有、建設、管理、保守、経営を引き継ぐことを目指している。ノース・ハーバーは2年前に民営化が図られたが、PPAから1997年までの港湾管理を委ねられた企業が告訴、法廷が民営化計画の実行を差し止めた経緯が有る。しかしフィリピン政府は目下当該港湾オペレーターとの交渉を再開、今年末までに決着を付けたい意向と言う。(ST:8/5)
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